肥満と腰痛
腰痛の大きな原因になる肥満
肥満になると腰には大きな負担がかかります。立つ、座る、前かがみといった動作をすると腰への負担は体重の2.5倍程度になるといわれています。体重が多いだけでも負担は大きいのに、肥満で筋肉が少なく、脂肪が多くなれば、骨や靱帯(じんたい)にかかる重さは相当増えることが予想できます。また、肥満は腰だけでなく膝にも影響を及ぼし、膝への負担は3~7倍程度になるといわれています。さらに、肥満になっておなかが出るとどうしても背中が反る形になり、腰椎(ようつい)や椎間板(ついかんばん)、椎間関節(ついかんかんせつ)、膝関節などに無理がかかります。こうした理由から、肥満の人には腰痛や膝の痛みが出やすいのです。
適度な運動、バランスのいい食事、ストレス対策、十分な睡眠で肥満を解消することは腰痛や膝の痛みの悪化を止めるだけでなく、予防にもなります。肥満の程度や心身の状態によっては運動することがかえって腰や膝に悪影響を及ぼすこともあります。運動前にかかりつけの整形外科医などで相談したり、メディカルチェックを受けたりするといいでしょう。
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