肩・膝の痛み

胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)

腕を使いすぎると起こりやすい

鎖骨(さこつ)とその下の第一肋骨(ろっこつ)の間の胸郭出口(きょうかくでぐち)が狭くなり、神経や血管が圧迫されて痛みが出ます。女性、なで肩の人、美容師・理容師のように腕を持ち上げて使う職業の人によく起きることが知られています。

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●症状

  • 腕や手のしびれ、肩こりが起こる。
  • 腕を持ち上げるとすぐに疲れる。

●原因

  • 鎖骨と第一肋骨の間が狭まり、神経や血管が刺激されて痛みが出る。

●治療

  • 腕を使わないで休ませることが一番。
  • 首や肩の周囲の筋力アップを行う。
  • 消炎鎮痛薬や筋弛緩(きんしかん)薬を使う。
監修の先生